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新しい一番搾り、飲んでみた。

こんにちは。ゆきかわです。
みなさんは9月5日に放送された先日のガイアの夜明けは観ましたか?
ぼくは観ました。そして恥ずかしながら、番組を観るまで一番搾りがリニューアルされたことを知りませんでした。
 

 

キリンは日本のビール業界の二番手

というのはビール飲む人は何となくご存じだと思います。
何を基準に二番手かはおいといて、とりあえず感覚的にも二番手ってかんじですよね。
 
元々はキリンラガーが1972年から1985年まで6割超のシェアで、ビールと言えばキリンだったそうです。
ですが1987年にスーパードライが発売されました。
1990年のキリン一番搾り発売もむなしく、ついに2001年にスーパードライにシェアトップを譲り渡してしまいました。
2009年にたった一度トップを奪い返した以外、毎年スーパードライには負けているそうです。
 
個人的には最近はやりのクラフトビールと比べれば、スーパードライも一番搾りもピルスナータイプのビールであって極端な違いはないと感じます。
シェアもなんだかんだで同じくらいなのでそんなに頑張らなくてもいいのでは?と思ってしまいます。
ですが番組内では営業マンたちのものすごい気合(そしてパワハラ?)の様子が放送されていました。
プライドを持って、やりがいをもって仕事をしているというのは本当に素晴らしいことですね。
そしてそのくらいの気合でやっているからこそ互いに同じくらいのシェアを維持できているのかもしれませんね。

一番搾りリニューアル

 2017年6月5日に一番搾りのリニューアルが発表されたそうです。全然知りませんでした。
麦汁の濾過温度をより低温にすることで、雑味・渋味を低減。酸味や甘い香りを抑制することでより調和のとれた味わいを実現したそうです。
 

なぜリニューアルしたのか?

ビール類市場規模は12年連続で減少だそうです。
テレビCMのゴクゴク音がアルコール依存症の人に苦痛を与えるため、2016年から禁止されているそうです。知らなかった。
しかもCMできる時間も午後6時以降からしかだめだとか。
2017年6月からは酒税法改正により安売りが規制されるようになりましたよね。実感はわきませんが。
こういった中でキリンとしては付加価値をつけてブランド力で勝負しなければ生き残れない!と考え、思い切ってリニューアルに踏み切ったようですね。
 

「新」一番搾り、飲んでみた。

早速、というほど早くもありませんが、買ってきました。

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よく冷えたグラスを準備しまして、

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一気に注ぐ。そして二度、三度注ぐ。

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なんかバランスおかしいですね。すみません。
泡が減ってから、飲んでみました。
対照として「旧」一番搾りがないので、感覚的な感想になりますが、薄い!もちろん発泡酒ほどではありませんが、薄い!!
上述したように、「雑味・渋味を低減、酸味や甘い香りを抑制」しているので薄いと感じるのも当然なのでしょうか。夏の暑い日にはこれでも良いですが、なんとなく物足りなく感じてしまいました。
しかも最近のクラフトビールの流行りと逆行している気もしますが、むしろ差別化という意味ではこれで良いのかもしれませんね。
 
とりあえずぼくは、「旧」一番搾りが好きでした。世間のビール好きにはどう思われているのでしょうか。